NPO-tekuteku

事業内容(設立趣意・あゆみ・活動など)

設立趣意

一般に企業や社会はマーケットリサーチし、ニーズが多い事を確認した後で事業などを始めますが、 このような方法だと障害者や社会的弱者は対象外に なってしまいます。近年、個人が尊厳を持って、 その人らしく暮らせる街づくりが求められており、障害者福祉分野も利用者の自己決定を尊重する取り組みは始まりました。 このような社会状況の変化の中、私達は任意団体STS (障害者自律支援てくてく運営委員会)を設立し、 精神障害者の日常生活を 支えるための「憩いの家」や、社会参加・就労支援のための「共同作業所」を中心に 「誰もが可能性を発揮して意義ある人生を送る」 というノーマライゼーションの思想に基づいた地域活動を行ってまいりました。 十分整備され ているとは言えないものの、 「てくてく」の活動を通して障害の程度に関係なく活き活きと暮らしている姿を見るとき、 “保護”ではなく“機会”を与え合う事の素晴らしさや、社会生活の中で養われる“人間性”の大切さを深く感じます。 そしてこの活動を様々な資源との連携や協働により社会的責任を持って継続するためには、 法人化した組織の基で運営する事が何より必要だと痛切に感じました。以上の趣旨により、一人一人が互いにかけがえのない人間として尊重され、 地域で安心して暮らせるような豊かな共生社会の実 現を目指し、「特定非営利活動法人てくてく」を設立致しました。「てくてく」には “歩く速度でくらしたい”という想いが込められています。

てくてくのあゆみ

平成15年6月17日 任意団体STS(障害者自律支援てくてく運営委員会) 「憩いの家アトリエてくてく」開所
平成17年4月26日 松本市役所東庁舎「ふれあいマーケット」スタート
平成17年7月7日 「共同作業所カフェギャラリーてくてく」開所
平成18年4月3日 NPO法人「てくてく」設立
19年度自立支援法により「憩いの家アトリエてくてく」「共同作業所カフェギャラリーてくてく」「地域活動支援センターてくてく」として統合
平成19年8月26日 「グループホームてくてく」を塩尻市広丘野村962-7に開設
平成19年10月5日 (社)松本青年会議所松本サポーターズクラブ主催「第1回市民力大賞」受賞
平成20年12月20日 「地域活動センター準備会」スタート 翌年「精神障がい者居場所づくり勉強会」として22年度まで塩尻市広丘公民館にて継続
平成21年4月19日 塩尻市「さくらフェスタ」にて「塩尻ふれあいマーケット」スタート(~23年度まで)
平成21年11月11日 21年度毎日新聞「毎日介護賞 長野支局長賞」受賞
平成21年 創作菓子「信州みそと森の木の実の出会い」が「森のお菓子コンテスト最優秀賞」受賞
平成21年 日本財団助成金にて移動販売車を購入
平成22年 21年度障害者自立支援基盤整備事業としてカフェギャラリーを改装
22年度就労移行6人、継続B14人、定員20人の多機能型施設に移行
平成23年 長野県障害者自立支援対策特別対策事業補助金により「相談支援事業所てくてく」を「グループホームてくてく」の隣に建設
木造2階建延べ床面積85㎡。設計:ライフデザインオフィス堀内 施工:株式会社フジ・システムズ
平成29年 長野県福祉施設等整備事業補助会事業により既存事業所を改築し、収容人員を増強。
1F:コミュニティカフェてくてく
2F:多機能型就労支援事業所カフェギャラリーてくてく
   就労移行6名から8名に変更
設計:藤松設計事務所 施工:株式会社スペースウェアハウス
令和2年 就労定着支援事業開始 「就労定着支援カフェギャラリーてくてく」
1:就労後の相談
2:職場訪問
3:企業との調整
   

NPO法人てくてくの活動

就労移行支援カフェギャラリーてくてく(コミュニティカフェてくてく)
(1) 生産、職場体験等の機会提供
(2) 就労に必要な知識及び能力向上訓練
(3) 就職及び就職後定着支援


就労継続支援B型カフェギャラリーてくてく(コミュニティカフェてくてく)
(1) 自立へ向け、様々な作業を通じて力をつける社会参加と就労支援
(2) 生産、創造活動等の機会提供
(3) 生活支援・相談・交流・ピアカウンセリング

事業所の特徴

 相談支援専門員(行動援護従事者養成研修修了)・精神保健福祉士・ジョブコーチ・ベテラン調理士などの専門スタッフが常駐しています。 就労移行支援は一般企業での就労を意識した作業や学習を、就労継続B型は社会参加と工賃収入を増やすことを意識しながら作業に取り組んでいます。  ご自身の体調や希望をもとに、主力であるコミュニティカフェに関する仕事や製菓作業、出店、また紙や布を使用してのクラフト作業など、多岐にわたる内容に富んでいます。  時には地域の特性を活かし、農作業や地域の企業における施設外作業にも出かけ、身体を使って労働することの喜びも見出しています。 仕事だけでなく、余暇支援として将棋会や当事者会も開いており、働く喜びや、集う安心感も感じながら通所する事が出来ます。